モノコトの人

子どもの感性を忘れずに
デザインで表現する

グラフィックデザイナー M.K.

2014年入社

趣味

イラスト、デザイン、アニメ鑑賞、音楽(バンド活動など)、コスプレ、3Dプリンティング。多趣味のため、休みの日はイベント参加や作品制作などでなにかと忙しくしています。

  • モノコトを選んだ理由を教えてください。

    大阪出身で、京都市立芸術大学で油画を専攻し、大学院まで進みました。大学院修了後、しばらくは別の仕事をしていたのですが、大学にモノコトのデバッグ(ゲームの不具合を見つける仕事)の求人情報が貼られていたことがきっかけで、アルバイトとして入社しました。当時は美術関係の仕事のことを考えすぎていて、自分の適性が分からなくなっていた時期でしたが、デジタル方面の仕事やモノコトの社風が実は自分に合っているとデバッガーとして働いているうちに気づきました。その後は徐々にデザイン業務にも携わるようになり、それが認められて1年後にアルバイトから社員になりました。

  • 今取り組んでいる仕事とやりがいについて教えてください。

    電子玩具のソフトウェア開発で、主にUIなどの液晶画面上に表示されるグラフィック全般のデザインを担当しています。例えばアニメキャラクターに関係する製品の場合、キャラクターのイラスト自体はオリジナルの原画データがあることが多いのですが、色数や解像度、スプライト数など表示方法に制限のある電子玩具では、どのように効果的に「魅せる」かを様々な方法で工夫する必要があります。チープな見え方にならないよう画面上の表示物に関して、ボタン一つにいたるまで、すべてでバランスを考えていきます。自分自身が子どものときに欲しかったものや見たかったものを、大人になって得たスキルで仕上げていく感覚があり、そこに充実感があります。

  • 仕事をする上で大切にしていることはなんですか?

    今の子どもたちはどんな感覚を持っていて、どのようなデザインに心惹かれるのか? ということを、大人目線ではなく、子どもの目線で考えることを心がけています。入社して7年目を迎えて、プロジェクト全体の進捗や見通しを理解できるようになり、自分で判断をして仕事を進めることができるようになってきましたが、自分のスキルと感性を過信しすぎないようにしています。現代の子どもたちにも楽しく受け入れてもらえるものづくりができるよう、常に柔軟な思考や感覚でいたいと思っています。

  • どんな人がモノコトに向いていると思いますか?

    細かいことに気づける人が向いていると思います。開発中に少しでも違和感や気づいたことがあれば解決のために動く。そういった気遣いが社外の方に対しても社内でもものすごく響く業界だと思っています。これは業界関係なく普遍的なことかもしれません。

  • これから、どんな仕事をしてみたいですか?

    私自身が「女児」の時の心を大切にして毎日を生きているので、キッズ・ティーンズ・ギャルなど、様々な女の子たちの生活を楽しくする製品開発に携わってみたいです。

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