モノコトの人

子どもだけでなく、
大人世代も対象とする
娯楽コンテンツの発信がしたい

CTO(ディレクター/プログラマー/電子回路設計) I.M.

2010年入社

趣味

読書、ラーメン食べ歩き。感性を古くしないように、Kindleにはジャンルを問わず500~600冊ほど本が入っています。出張も多いので、東京や京都でラーメンを食べ歩くのも好きです。

  • モノコトを選んだ理由を教えてください。

    奈良県の出身で、同志社大学で電気工学を専攻し、修士課程まで進みました。大学在学中に、アルバイトでファミコンのゲームソフトのメインプログラムを担当したことがきっかけでゲーム業界に入りました。卒業後は大手電機メーカーの日本電気(株)(NEC)で、半導体の開発を担当。NECを退職後、友人と京都で会社を立ち上げ、プレイステーションシリーズのゲームソフトを作っていました。その後(株)コトを経て、世の中に娯楽を提供する仕事がしたいとモノコトの立ち上げから参加しています。

  • 今取り組んでいる仕事とやりがいについて教えてください。

    営業から電気設計、ソフトウェア開発、生産・品質管理に至るまで、プロジェクトの全般に関わっています。今まさに取り組んでいるのは、新しい電子玩具の電気設計と検証です。電気設計は回路設計CADを使って回路図を作成し、工場サイドのエンジニアから届いた基板レイアウト図面のチェックを行います。その後、商品内部に設置する基板を工場で実際に作成して評価を行い、問題のある個所を修正しつつ量産用の設計へと品質を上げていきます。それ以外にも、新規に使用する電子部品をオシロスコープなどの計測機器を使って評価したり、不具合の発生した製品を解析して、対策を考えることも重要な仕事です。私は複数の仕事を担当していて、同時期に並行して複数のプロジェクトを進めることもあるので大変に思うこともありますが、自分の作ったものが世の中に出ていって、評価を受けることはよい刺激になりますし、やりがいがあります。ユーザーが直接手に取る商品を作ることが好きで、現在の仕事に取り組んでいます。

  • 仕事をする上で大切にしていることはなんですか?

    ユーザーがどのように考え、感じるのかを考えながら、一つひとつの仕事を丁寧に進めていくよう心がけています。我々がつくる製品には、娯楽・遊びの要素が含まれるので、設計者も娯楽の感性が必要とされます。機能だけではなく、子どもが「かっこいい」とか「かわいい」と感じるようなデザインも重要です。そういうところは、実用品などの工業製品のインダストリアル・デザインや内部設計とは違いますね。

  • どんな人がモノコトに向いていると思いますか?

    自分が持っている知識やスキルを正しく理解し、これから先、どうなりたいかをはっきりと持っている人が向いていると思います。目的意識があって、自分から動ける方と一緒に働きたいです。

  • これから、どんな仕事をしてみたいですか?

    先端技術を使って人を癒すことや、人を育てるものづくりに挑戦してみたいです。これは、私がこれまでずっとやってきたことであり、人生の今後のテーマでもあります。最近のユーザーは、子どもだけではなくて、上の世代の大人も増えてきています。子どもの時に慣れ親しんだコンテンツを大人になって再度楽しんでみる、そういった人たちに向けて発信できるようなコンテンツも考えていきたいです。

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